不動産クラウドファンディング「TOMOTAQU(トモタク)」は、SNSでの発信量の多さから名前を見かけたことがある人も多いサービスです。一方で「怪しいのでは」「実際の評判はどうなの」と不安を感じている人もいるでしょう。
この記事では、トモタクの仕組みやメリット・デメリット、実際の口コミ、そして公式サイトで確認できる2026年6月30日時点の最新実績まで、初心者にもわかりやすく整理しました。読み終える頃には、自分に合ったサービスかどうかを判断できる材料が揃うはずです。
なお、トモタクを含め不動産クラウドファンディングは元本保証のある商品ではありません。この記事の情報を参考にしつつ、最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
TOMOTAQU(トモタク)とは?仕組みと運営会社
TOMOTAQU(トモタク)は、不動産を小口化し、1口1万円から出資できるファンドも扱う不動産クラウドファンディングサービスです。複数の投資家から集めた資金でプロが不動産を取得・運用し、そこから生まれる賃料収入や売却益を分配金として投資家に還元する仕組みになっています。
現物の不動産投資と違って、物件の選定や管理はすべて事業者に任せられます。まとまった自己資金がなくても不動産投資を体験できるため、これから資産運用を始めたい初心者にも取り組みやすいサービスといえるでしょう。
運営会社は株式会社イーダブルジー
トモタクを運営しているのは、東京都港区に本社を置く株式会社イーダブルジーです。不動産の売買・仲介・賃貸管理を手がけてきた実績があり、不動産特定共同事業法に基づき東京都知事から許可(許可番号:東京都知事第133号)を受けて事業を運営しています。
会社概要は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社イーダブルジー |
| 代表者 | 代表取締役 田中克尚 |
| 業務管理者 | 荏原盛人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 2009年8月 |
| 所在地 | 東京都港区六本木7丁目15番9号 住友不動産六本木セントラルタワー9階 |
| 電話番号 | 03-6384-5584(お問い合わせ専用ダイヤル) |
不動産特定共同事業は、国土交通大臣または都道府県知事の許可を受けた事業者しか運営できません。契約書面の交付や分別管理、情報開示といった投資家保護のルールが法律で定められているため、無許可の業者と比べて制度面での一定の安心材料があるといえます。
トモタクの仕組みをわかりやすく解説
トモタクの取引は、投資家と事業者が「匿名組合契約」を結ぶかたちで進みます。投資家が出資した資金をもとに事業者が不動産を取得・運用し、そこから得られる賃料収入や売却益を、契約内容に応じて投資家へ分配する流れです。
出資しても不動産そのものの所有権を取得するわけではありません。あくまで運用成果に応じた収益分配を受け取る権利を得る、という点は現物不動産投資との大きな違いです。物件の管理・運営はすべて事業者側が行うため、投資家が入居者対応や修繕の手配をする必要はありません。
トモタクの評判・口コミ
実際にトモタクを利用した人の声を、良い評判と悪い評判の両方から見ていきましょう。
良い評判・口コミ
複数のメディアやSNSの投稿を確認すると、キャンペーンで得られるAmazonギフト券やご当地の返礼品が「しっかり届いた」という声が目立ちます。出資額に応じたご当地ギフトの抽選に当選し、喜びの投稿をしている投資家も少なくありません。
利回りの高さやポイント制度への評価も多く見られました。銀行預金より高い利回りを狙える点や、貯まったポイントを次の出資に充てられる仕組みを評価する声が中心です。分配や償還が予定通りに行われたという投稿もあり、堅実な運用姿勢を評価する意見が全体として多い印象です。
悪い評判・口コミ
一方で、人気ファンドの募集開始直後に応募が集中し、投資したくても間に合わなかったという声も見られます。抽選に外れてしまい、狙っていたファンドに投資できなかったという不満の投稿もありました。
また、運用が終わったにもかかわらず償還が待ち遠しいという投稿や、返礼ギフトの抽選に外れて残念だったという声も一定数あります。過去には運用期間が延長された案件についての意見も見られました。ただし、こうした延長や遅延が発生した場合でも、事業者側がその都度メールや公式サイトで情報を開示している点は、投資家からも一定の評価を得ているようです。
こうした口コミからわかるのは、トモタクの商品力そのものへの不満より、「人気が高く投資したくてもできないことがある」という需給面の悩みが中心だという点です。応募が集中しやすい案件を狙う場合は、募集開始のタイミングに合わせて事前準備をしておくと安心でしょう。
他の不動産クラウドファンディングとの違い
不動産クラウドファンディング業界全体では、平均利回りが年3〜5%程度とされるサービスが多く見られます。これに対してトモタクは、2026年6月30日時点の公式実績で平均利回り6.77%となっており、業界の中でも比較的高めの水準です。
| 比較項目 | トモタク | 業界の一般的な水準 |
|---|---|---|
| 最低投資額 | ファンドにより1万円〜10万円程度 | 1万円〜数十万円と幅がある |
| 平均利回り(実績) | 6.77%(2026年6月30日時点) | 3〜5%程度が目安 |
| 平均運用期間(実績) | 約313.7日(約10.3ヶ月) | 数ヶ月〜数年と幅がある |
| 元本割れ実績 | これまでゼロ | サービスにより異なる |
| リスク低減の仕組み | 優先劣後システム、マスターリース契約 | サービスにより異なる |
同じ不動産クラウドファンディングでも、サービスによって最低投資額や運用期間、採用しているリスク低減の仕組みは大きく異なります。複数のサービスを比較検討したうえで、自分の投資スタイルに合うものを選ぶのがおすすめです。なお、表中の「業界の一般的な水準」は目安であり、各サービスの正確な条件は必ず公式サイトで確認してください。
トモタクの5つのメリット
1. 1万円から出資できるファンドがある
トモタクでは、すべてのファンドが10万円からというわけではなく、1口1万円から出資できる「トモタクMINI」シリーズのファンドも用意されています。少額から始めて複数のファンドに分散投資することで、リスクを抑えながら投資経験を積むことができます。ただし最低出資額はファンドごとに異なるため、申し込み前に必ず各ファンドの詳細ページを確認しましょう。
2. マスターリース契約による空室リスクの軽減
多くのファンドで、対象不動産についてグループ会社などとのマスターリース(一括借り上げ)契約が結ばれています。空室が発生しても、一定の賃料収入が見込みやすくなる仕組みで、不動産投資で気になりやすい空室リスクへの備えとなっています。
3. 独自のポイントシステムがある
トモタクポイントは、新規会員登録やファンドへの出資などのタイミングで付与され、1ポイント=1円として出資時に利用できます。貯まったポイントを次の投資の足しにできるため、継続的に利用する投資家にとってはメリットの大きい制度です。
4. 平均利回り6%台という実績
2026年6月30日時点の公式実績で、運用終了したファンドの平均利回りは6.77%です。すべてのファンドがこの水準というわけではありませんが、業界の一般的な水準と比べると高めの実績が続いています。
5. ご当地ギフトなどキャンペーンが豊富
出資額に応じてAmazonギフトカードやご当地の名産品がもらえるキャンペーンが、ファンドの号数ごとに実施されています。投資によるリターンに加えて、こうした特典を楽しみにしている投資家も多いようです。ただし内容や条件はファンドごとに変わるため、参加前に最新情報を公式サイトで確認する必要があります。
トモタクの3つの注意点・デメリット
途中解約は原則できない
トモタクのファンドは、運用開始後の途中解約が原則できません。契約成立時書面を受け取ってから8日以内であればクーリングオフによる解約が可能ですが、それを過ぎると、やむを得ない事情がある場合を除いて満期や償還まで資金を動かせなくなります。生活費など、近い将来に必要になる資金での投資は避け、当面使う予定のない余剰資金で取り組むのが基本です。
人気ファンドはすぐに応募が集中する
高利回りのファンドやキャンペーン対象のファンドは、募集開始直後に応募が集中しやすい傾向にあります。募集金額に達すると、以降の申し込みはキャンセル待ちの扱いとなります。確実に投資したい場合は、募集開始のタイミングを事前に確認し、余裕を持って準備しておくとよいでしょう。
元本保証はない
法律上、不動産クラウドファンディングを含む出資型の商品では元本保証が禁止されています。トモタクでも例外ではなく、対象不動産の運用状況によっては、出資した元本を下回る可能性があります。優先劣後システムなどリスクを抑える工夫はされていますが、リスクをゼロにするものではない点は理解しておく必要があります。
トモタクの実績(2026年6月30日時点)
トモタクの公式サイトで公開されている運用実績レポートをもとに、最新の実績をまとめました(集計期間:2020年11月1日〜2026年6月30日)。
| 項目 | 実績 |
|---|---|
| 累計ファンド数 | 143件 |
| 運用終了ファンド | 120件 |
| 運用中ファンド | 23件 |
| 累計ファンド募集金額 | 約182億4,853万円 |
| 平均利回り(運用終了分) | 6.77% |
| 平均運用期間(運用終了分) | 313.7日(約10.3ヶ月) |
| 元本割れ・配当遅延の発生 | これまでゼロ |
サービス開始から積み上げてきたファンド数の多さと、これまで元本割れや配当遅延が発生していないという実績は、トモタクを検討するうえで安心材料のひとつになるでしょう。ただし、この実績は将来の運用成果を保証するものではありません。あくまで過去の実績として参考にする程度にとどめておくことが大切です。
なお、2026年6月時点では「トモタクCF127号(RERESO沖縄Ⅱ)」が募集中で、予定分配率7.2%、運用期間11ヶ月の案件となっています。また「トモタクCF126号(RERESO元箱根)」は1口から出資できるトモタクMINIシリーズとして運用中です。募集中・運用中のファンドは随時入れ替わるため、最新のラインナップは公式サイトのファンド一覧で確認してください。
安全性を支える3つの仕組み
トモタクが実績としてアピールしている「元本割れゼロ」「配当遅延ゼロ」を支えているのが、以下の3つの仕組みです。
1つ目は優先劣後システムです。 投資家からの出資と事業者側の出資を組み合わせることで、対象不動産の評価額が下落した場合でも、まず事業者側の出資分(劣後出資)から損失が充当される仕組みになっています。
2つ目はマスターリース契約です。 対象物件についてグループ会社などと一括借り上げ契約を結ぶことで、空室が発生しても一定の賃料収入が確保されやすくなり、分配金の原資が安定しやすくなります。
3つ目は信託銀行による分別管理です。 投資家から預かった資産は、日証金信託銀行を通じて会社の資産とは切り離して管理されています。万が一運営会社に問題が生じた場合でも、投資家の資産が保全されやすい仕組みです。
これら3つの仕組みはリスクを軽減する工夫であり、元本を保証するものではありません。それでも、複数の防衛策を組み合わせている点は、初めて不動産クラウドファンディングに取り組む人にとって安心材料になるはずです。
おすすめな人・おすすめしない人
トモタクがおすすめな人
- 少額から不動産クラウドファンディングを試してみたい人
- 業界の平均を上回る利回りを狙いたい人
- 複数のファンドに分散投資してリスクを抑えたい人
- キャンペーンや特典も楽しみながら投資したい人
- 空室リスクへの備えがある商品を探している人
トモタクをおすすめしない人
- 好きなタイミングでいつでも解約したい人
- 人気ファンドへ確実に投資したい人(抽選や先着で外れる可能性があります)
- 元本保証のある金融商品を探している人
- 近い将来に使う予定のある資金で投資を考えている人
登録から出資までの3ステップ
トモタクで投資を始めるには、オンラインで会員登録から出資申し込みまでを完結できます。
ステップ1:無料の会員登録 公式サイトから「無料会員登録」を選び、メールアドレスを登録します。登録に手数料はかかりません。
ステップ2:本人確認(investor登録) 登録したメールアドレスに届くURLから、氏名や住所などの情報を入力し、本人確認書類を提出します。運転免許証やマイナンバーカードなどを使ったオンライン本人確認(eKYC)なら、手続き自体は約5分程度で完了します。確認結果が反映されるまでは、通常数分から最大24時間ほどかかる場合があります。
ステップ3:マイナンバー登録と出資申し込み 本人確認が完了したら、マイナンバーの登録を行います。分配金の支払調書作成のため、マイナンバー登録は出資の必須条件となっています。登録が済めば、マイページから募集中のファンドを選んで出資を申し込み、指定口座へ入金すれば手続きは完了です。
なお、出資の申し込みには「会員登録」「本人確認」「マイナンバー登録」に加えて、契約内容への同意と日本国内在住であることが条件になります。審査の結果によっては申し込みを断られる場合もある点は、あらかじめ理解しておきましょう。
手数料について
トモタクでは、会員登録や出資そのものに事業者へ支払う手数料はかかりません。ただし、以下の場合に手数料が発生することがあります。
- 銀行振込でファンドに出資する際の振込手数料(金融機関所定の手数料が投資家負担)
- 分配金や償還金の払戻しを、同じ月内で2回目以降に申請した場合の振込手数料
なお、払戻先の口座をGMOあおぞらネット銀行に指定している場合、同じ月内に何度払戻を申請しても振込手数料はかかりません。それ以外の金融機関を指定している場合は、月1回までの払戻は手数料無料、2回目以降は所定の手数料が差し引かれる仕組みです。
キャンペーン情報の探し方
トモタクでは、ファンドの号数ごとに異なる内容のキャンペーンが実施されています。たとえば2026年6月時点では、「トモタクCF127号」向けに、一定額以上の出資をした投資家を対象としたAmazonギフトカードやご当地返礼ギフトの特典、久しぶりに出資する投資家向けの還元キャンペーンなどが実施されていました。
このように、キャンペーンの内容や条件、対象ファンドは頻繁に切り替わります。この記事で紹介した情報も、時間が経つと変更・終了となっている可能性があるため、最新の内容は必ず公式サイトの「トモタクトピックス」やキャンペーンページで確認してください。
TOMOTAQUの公式サイトはこちら<<
よくある質問
Q. トモタクは怪しいサービスですか?
不動産特定共同事業法に基づき、東京都知事の許可(許可番号:東京都知事第133号)を受けて運営されているサービスです。運営会社は2009年設立で、これまで累計143件のファンドを組成し、元本割れや配当遅延も発生していません(2026年6月30日時点)。ただし、無登録の悪質業者ではないという意味であり、投資である以上リスクがゼロというわけではない点には注意してください。
Q. 最低投資金額はいくらからですか?
ファンドによって異なります。1口1万円から出資できる「トモタクMINI」シリーズのファンドもあれば、10万円からのファンドもあります。各ファンドの詳細ページで最低出資口数を確認してから申し込みましょう。
Q. 出資に手数料はかかりますか?
出資そのものに事業者への手数料はかかりません。銀行振込を利用する場合の振込手数料は投資家負担となります。また分配金・償還金の払戻しについては、同月内2回目以降の申請で所定の手数料が発生する場合があります。
Q. 元本割れした実績はありますか?
2026年6月30日時点で、トモタクのファンドにおいて元本割れや配当遅延が発生した実績はありません。ただし法律上元本保証は禁止されているため、将来にわたって元本割れが起きないことを約束するものではありません。
Q. 運用期間が変更されることはありますか?
あります。対象不動産の売却タイミングなどにより、運用期間が予定より短縮または延長される可能性があります。変更がある場合は、事前に書面やメール、公式サイトで案内される仕組みになっています。
Q. 途中で解約できますか?
原則としてできません。ただし、契約成立時書面を受領した日から8日以内であればクーリングオフによる解約が可能です。それ以外では、やむを得ない事由がある場合に限り、書面での通知により解約できる場合があります。
Q. 未成年でも投資できますか?
18歳未満の場合は、親権者の同意があれば申し込みの相談が可能です。別途審査があるため、公式サイトの問い合わせページから確認する必要があります。
Q. 分配金にはどのような税金がかかりますか?
分配金は税法上「雑所得」として扱われ、総合課税の対象になります。所得税・復興特別所得税の源泉徴収が行われたうえで分配金が支払われる仕組みです。具体的な確定申告の要否や税額については、税理士や税務署に確認することをおすすめします。
まとめ
トモタクは、1口1万円から出資できるファンドもある不動産クラウドファンディングです。優先劣後システムやマスターリース契約、信託銀行による分別管理といった複数の仕組みを組み合わせることで、リスクを抑えながら平均利回り6.77%(2026年6月30日時点)という実績を積み上げてきました。
一方で、途中解約が原則できないことや、人気ファンドには応募が集中しやすいことなど、事前に理解しておくべき注意点もあります。良い評判・悪い評判の両方を踏まえたうえで、余剰資金の範囲内で、ご自身の投資方針に合うかどうかを判断することが大切です。
キャンペーンの内容や対象ファンドは頻繁に更新されるため、最新の情報は公式サイトで確認しながら検討を進めてみてください。
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※本記事の内容は、公開時点で公式サイト等から確認できた情報をもとに作成しています。最新の条件やキャンペーン内容は変更される場合がありますので、お申し込み前に必ず公式サイトでご確認ください。また、投資に関する最終判断はご自身の責任で行っていただきますようお願いいたします。

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